EXPO’70 ALBUM 人類の祭典・その感動と記録【黒色の本6】
先日は、どこかの世界にあるようでどこにもない、未来の廃墟建築を描いた野又穫さんの画集を紹介しましたが、今回は「どこにもない未来建築」繋がりで、大阪万博の、特に建物を中心にした記念本を持ってきました。
EXPO’70 ALBUM 人類の祭典・その感動と記録
この本は三洋電機が協賛になっている本で、一般流通していなかったのか?Amazonにも情報がありませんでした。
ネット上でこの本の紹介を見つけました。そうそう、私も真鍋博さんの表紙に惹かれて購入したのでした。
三洋電機がノベルティとして配布したとおぼしき万博本。真鍋博の未来的イラストによる装丁が、万博のイメージと好相性。
開会式のフォトレポート、万博会場や遊園地エキスポランド、全パビリオンの紹介のほか、来訪した世界の有名人のサインや各国パビリオンの女性スタッフ紹介などを掲載。(当然ながら)サンヨー館紹介にやや多めの頁が割かれており、当時話題を呼んだ 全自動人間洗濯機「ウルトラソニックバス」ももちろん掲載。
真鍋博のイラストエッセイ「未来を祭る」、小松左京の寄稿「世界の娘たちの挨拶」、コラム「万国博の歴史」といった読み物も収録し、巻末には会場で記念スタンプを押印するための台紙ページまで用意されています。
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各国のパビリオンを見開きで紹介しています。オールカラーでパビリオン特集が組まれており、建築物の紹介が多い一冊です。
全てフルカラーでない所が残念ですが、大形本なので写真は見やすいです。
60年代ファッションもほどよくまとめられています。
白黒の各国スタンプ。
こういう付録的なコンテンツは「中高生の卒業アルバム」感が漂います。
まんだらけだと2100円で購入できるみたい。くぅぅ。私は確か1万弱払ったような…
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■次回
万博は、様々な外国の空気を運んでくれたイベントでした。次回も、世界中の空気を切り取った、永井祐介さんの写真集を持ってきます。次回もお楽しみに。
■次回
今回は大阪万博の、主に建築を主体とした写真集を紹介しましたが、次回は同時代の1960年代のデザインを中心とした美術本を持ってきます。次回もお楽しみに。
■次回
今回は万博開催直後の出版物を持ってきましたが、大阪万博は今でも度々本が出版されています。次回は2000年代に出版された大阪万博の写真集を持ってきます。次回もお楽しみに。