マイ・アルファベット―トレヴァー・ブラウン画集【黒色の本5】
先日は、巷で眉を顰められるような雑誌が意外とほのぼのしている様を紹介しましたが、今回は逆に、”アート”の名を持ちながらも、かなり”ほのぼのしていない”幼女画集を持ってきました。
こういう、ちょっと禍々しいモノが好きな人にはとても有名なトレヴァー・ブラウン。
アルファベットに託されたエロチックでちょっぴり残酷な美少女ファンタジー。アニメ大国日本でロリータ幻想の翼を奔放に羽ばたかせ、世界中を熱狂させたトレヴァーの代表作。新カバー色。塗絵ブックレットをプラスして再登場。
”ちょっぴり残酷”とありますが、掲載できる写真は殆どありませんでした。察してください…。
こういった作風が好きな方は、ヴァニラ画廊なども好みだと思います(最近は猟奇サブカル系以外の展示も増えてきたのですね)。
■次回
海外アーティストが日本のサブカル文化を取り入れると、洋と"OTAKU"や”ANIME” が混ざったような独特の作品になりますね。次回も、米国アーティストによる、日本のサブカルコンテキストを取り入れた写真集を持ってきます。次回もお楽しみに。
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