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未来図書

未来食堂の蔵書一覧。画集や写真集などの珍しい本を紹介しています。

野依幸治「-Panorama-」【白色の本9】

先日は、人が存在しながらも静寂な空間を描くハンマースホイの画集を紹介しましたが、今回は、無人なのに何者かの存在感が色濃く残る、野依幸治さんの画集を持ってきました。 

野依幸治「-Panorama-」

 

 

渋谷を歩いている時に、ぐうぜん野依幸治さんの展示を見つけてパンフレットを買いました。
Amazonで検索してみても画集等は出ていないので経歴等は分かりませんでしたが、渋谷の展示会で調べてみると紹介記事を見つけました。

砂を用いた独特の質感で、霞掛った幻想的な風景を描く野依。
本展では、各々が関連性を持つ大作数点により
視野360度-Panorama-が広がる空間を創出します。

YOKOI FINE ART >> 野依幸治


このパンフレットはBunkamuraのサイトでも購入できるようです。

 

野依幸治「-Panorama-」
絵自体はシンプルでのっぺりした感じですが、野依さんが描く町並みは、疫病が流行った後のような、ハーメルンの笛吹が訪れた後のような。さっきまで人々がそこにいたような不思議な静寂が漂います。

野依幸治「-Panorama-」

 


照りたった日差しの中でふっと人が一人づつ消えていくような。
個人的には白昼夢のような感じが好きで、こういう絵をよく集めてしまいます。

 

 

※※ この本に似た作品にリンクします。お好きな次回を選んでください ※※
■次回
今回は、どこにでもあるようでどこにもない町並みを紹介しました。次回はややシュールさを増した白昼夢のような、野又穫さんの画集を持ってきます。次回もお楽しみに。

 

■次回
今回は、白昼夢のような午後の街角を紹介しました。次回も、誰もいない午後の街角を切り取った画集を持ってきます。次回もお楽しみに。

■次回
今回は、ややオールドアメリカンな町並みとその孤独を紹介しました。次回は、アメリカの群衆を描きつつも、彼らが抱える孤独を浮き彫りにしましたホッパーの作品を持ってきます。静謐だけれども、どこか白昼夢のような雰囲気が似ています。次回もお楽しみに。