廃体光景―現代エロティック美術(相馬俊樹)【黒色の本8】
先日はゴシックアートを纏めたアンソロジーを紹介しましたが、今回はゴシックの中でもとりわけ性的で退廃的な分野を纏めた作品を持ってきました。
まだエロがアングラなものであった時代の作品集です。
いわゆるアンリ・マッケローニ/リシャール・セーフ/ジェラール・ガシェ/ハンス・ベルメール/ピエール・モリニエ、マゾッホ、バタイユ、澁澤龍彦…なんかが好きな人向けの冊子です。
女陰をかたどった版画と小難しい解説が並びます。
個人的にこの辺りは一時期気になっていた時もあったのですが、
今は興味が移ってしまった感があります。
アマゾンでも全くレビューもなく、検索しても言及されているサイトも一つもなかったので、記念碑のようにここに書き記しておきます。
こんなインテリ背徳な雰囲気を楽しむのも、たまには良いものです。
※※ この本に似た作品にリンクします。お好きな次回を選んでください※※
■次回
文章が難解で何を書いてるのかよく分からないけど何となく雰囲気を楽しむ。。
そんな楽しみかたが出来る方に打ってつけの詩集があります。