アサヒカメラ(1955年11月号)【茶色の本3】
先日は、戦前〜90年代までの日本の都市風景をバランスよく纏めた写真集を紹介しましたが、今回は一時代に焦点を合わせて、1955年に出版された写真投稿雑誌を持ってきました。
アサヒカメラ (1955年11月号)
※リンク先は最新刊のアサヒカメラです
当時をそのまま切り取った”古本”の空気をお楽しみください。
このカメラ(2眼レフ?)は当時最先端だったのか、懐古的大人玩具だったのか?
写真投稿雑誌について詳しくはないのですが、
アサヒカメラは当時から投稿写真をたくさん載せていたようですね。
昭和の写真投稿雑誌は、大判の”アサヒグラフ”も以前紹介しました。
1958年発刊で、時代も丁度同じくらいです。
カメラについてのエッセイなど。文字面はそれほど多くなく写真重視の雑誌です。
今から60年後の日本はどんな雑誌が出ているのかな。
※※ この本に似た作品にリンクします。お好きな次回を選んでください※※
■次回
昔の写真は構図/題材もお約束で、”新しさ”はありません。が、大正まで遡ると現代アート顔負けの写真が出てきます。次回は、100年前の写真『大正ピクトリアリズム』で有名な高山正隆の写真集を持ってきます。次回もお楽しみに。
■次回
昭和繋がりでもたくさん蔵書はあるのですが、そればかりになってもつまらないので…。”写真”繋がりで、現代アートの写真分野を取りまとめた一冊はいかがでしょうか。