THE POWER OF JAPANESE CONTEMPORARY ART【白色の本10】
先日は海外最先端の広告を紹介する古本を紹介しましたが、今回は日本の現代アートを紹介する作品集を持ってきました。
THE POWER OF JAPANESE CONTEMPORARY ART
圧倒的にパワフル、圧倒的に繊細。世界が思い知る日本の現代アートの力。
Amazon.co.jp: THE POWER OF JAPANESE CONTEMPORARY ART: 山口 裕美: 本
未来図書ではこれまでも何冊か、現代アートの総まとめ作品集を紹介しています。
こちら↓は高橋コレクションをベースにした作品集ですね。
今回の本は、見開きで作品写真と作者名、解説が載っていて分かりやすい構成です。日本人が日本アートの解説をしていることもあり、細かい所まで解説している印象を受けます。
解説では「何が見どころか」を分かりやすく書いています。
アートの解説はともすれば”ポエム”が散見されるので、これはありがたいポイントです。
このアンソロジーの良いところは集めているアーティストの幅がひろいこと。
会田誠などの大御所ももちろんいますが、映像作家「さわひらき」さんなども取り扱います。
いわゆるジャパニーズポップアートの範疇(漫画浮世絵的な)から漏れでている作品群も多くあり、好みのものを探してみるのも面白そうです。
色んな作品に触れてみたい方、入門にもおすすめの一冊です。
THE POWER OF JAPANESE CONTEMPORARY ART
現代アートは、一人の作品だけで構成された作品集もありますが、こういう幕の内的な寄せ集め集もたくさん発刊されていますね。
美術展を回っているような感じが、個人的に好みです。
※※ この本に似た作品にリンクします。お好きな次回を選んでください ※※
■次回
日本の現代アートの大家といえば、村上隆さん。賛否両論ある作家ではありますが、改めて村上隆さんの作品に対面してみるのはいかがでしょう。
■次回
今回は国内でしたが、海外のアートまとめ本も用意しています。
■次回
まとめ、繋がりで”珍品”のまとめはいかがでしょう。海外編集のため、日本では身近な”あんなもの”が紹介されていて、更に楽しい一冊です。