ウエスト・ウイング【灰色の本1】
先日は”やや不気味な絵”のRemedios Varoの画集を持ってきましたが、今回は”やや不気味”つながりでエドワード・ゴーリーの絵本を持ってきました。
どこの西棟(ウエスト・ウイング)なのか?いったい何が描かれているのか?すべてが見る者の想像力にゆだねられてしまうとほうもなく怖い作品。
この絵本、文字が一文字もないのです。内容についてはAmazonのレビューも沢山あります。
エドワード・ゴーリーはもともと、ゴシック風味の絵を書くことで有名な作家さんです。文字がない絵本という売り方は良いですね。今の御時世、”画集”なんて買う人はあんまりいないですし。笑
本である分、プレゼントにもいい価格帯ですね。やや不気味な建物と人物像が想像を掻き立てます。一体何の施設の西棟(ウエスト・ウイング)なのか?
正解はない中での私の空想ですが、、
昔お茶会が優雅に繰り広げられていた館が今は廃墟となり荒れ果てている。そこで交わされた会話や時間の亡霊たちが繰り広げる思い出話の数々、、といった図式が頭に浮かんできました。
■次回
今回は”文字のない絵本”でしたが、次回は”文章のない絵本”を持ってこようと思います。次回もお楽しみに。
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