RUSH【黄色の本１】
先日は「グッドモーニング」を紹介しましたので、爽やかつながりということで RUSH を持ってきました。
RUSH
「僕らは何度も、何度でもよみがえるのだから」
いいですね。「グッドモーニング」からの流れにふさわしい爽やかさです。
この本は、何名かが集まって詩・写真を載せている、アンソロジーものです。
こういう感じで、写真と詩が見開きです。
この本は、何がいいと一つを取り上げて特筆するのは難しいのですが、良いんです。
自分の本棚にある本を長時間色々手にとって見ていた友だちが、「この本が一番良かった」とこのRUSHを指したこともあります。
たぶん、若さゆえの（不安定さを全面に押し出した神経質な作品はないけれども）不安定さ／刹那の感覚さ、が垣間見れるからかもしれません。写真も、枠で切り取られていないのがいいですね。
自分は、いまでこそたくさんの画集や詩集などに囲まれていますが、初めて買ったその類の本は、このRUSHです。買う時に緊張したなあ。中学生でした。
リトル・モアはいい本を出しますね。
あまりに気に入ったので「RUSH２」は出ていないかと調べたのですが、こういったアンソロジーものは出ていない模様。
■次回
この本は２０００年に出版されました。同時期辺りに出版された本を持ってきますね。次回もお楽しみに。
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