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未来図書

未来食堂の蔵書一覧。画集や写真集などの珍しい本を紹介しています。

ファッション―18世紀から現代まで 京都服飾文化研究財団コレクション【水色の本1】

 
先日は”女装”という、男性でファッションが好きな方の同人誌を紹介しましたが、今回は”ファッション”に焦点をあてた分厚い図鑑を持ってきました。

 
ファッション―18世紀から現代まで 京都服飾文化研究財団コレクション
 
ファッション―18世紀から現代まで 京都服飾文化研究財団コレクション

 
御覧ください、この分厚さ。
ファッション―18世紀から現代まで 京都服飾文化研究財団コレクション

 
内容は全面カラーで、写真も大きく解説も日本語で詳細に書かれています。
ファッション―18世紀から現代まで 京都服飾文化研究財団コレクション

 
ファッション―18世紀から現代まで 京都服飾文化研究財団コレクション

 
これがいま古本で2000円。これはお得。
ファッション―18世紀から現代まで 京都服飾文化研究財団コレクション

 
同じ内容で大型本が出版されたため、旧本(水色の方)が安く出回っているのだと思います。
 
大型本は35.4 x 25.8 x 8 cmとかなり大きいですが、旧本も実に十分なサイズです(28.2 x 20.2 x 4.2 cm)。
大型で8000円超、旧本で2000円なら間違いなく旧本を”買い”でしょう。
 
Amazonにも詳しく紹介が載っていました。

京都服飾文化研究財団(KCI)は、1978年に発足した西欧衣服の歴史を体系的に収集、研究、公開するのを目的とした機関として膨大な資料を保有しており、1999年京都国立近代美術館ならびに東京都現代美術館で開催された「身体の夢展」、ニューヨーク、ロサンジェルス、パリに於ける「モードのジャポニスム展」「華麗な革命展」など、世界中で数多くの展覧会を手掛けてきた。 本書は、専用のマネキンに着用させた17世紀の衣服、下着、アクセサリーから、サンローラン、川久保玲の20世紀のモードまで、KCIが保有する見ごたえのある資料を700ページのボリュームで余すところなく伝える。「服装とは自身の存在をマニフェストする最大の要素である」というKCIの信条が全ページから滲み出てくるような一冊。

 
ファッション―18世紀から現代まで 京都服飾文化研究財団コレクション

記載されているレビューも力作です。

これだけで洋風ファッションの流れがすべてわかるといっても過言ではない?すごいのはファッション=繊維業=産業振興と貿易などといった経済的観点や、女性の意識の変遷までも一部解説されている事。
KCIの収蔵品は普段一部しか(平日のみ)公開されておらず、大きな展覧会は4年に1回と決まっており(それも一部だけ)、収蔵品を眺められる機会が少ないため、この本は総合カタログともいえるかも。
今まで色々ドレス関係本買いレビューも書きましたが、多少写真の色に不満があっても、2.4kgと重くても、これが最高です。

 
 
美しくて、うっとりするドレスたち。もちろんモードまでもきちんと抑えられていて、非常に内容の濃い一冊です。
最近はハイブランドの洋服を買う機会があって、”高い洋服”って良い悪いを超えた概念(言語化すると”ワンダー”が近いかなと思う)を突きつけてくるな、と強く感じるのですが、この話は又の機会に。
 
ファッション―18世紀から現代まで 京都服飾文化研究財団コレクション

 
■次回
いつになっても、いくつになっても、女性はお洋服が大好き。次回は”いくつになっても”お洋服が大好きな素敵な女性たちの写真集を持ってきます。次回もお楽しみに。
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