未来図書

未来食堂の蔵書一覧。画集や写真集などの珍しい本を紹介しています。

サム・ロイドの「考える」パズル【灰色の本1】

 
先日はトリックアートを題材にした大人向けの絵本を持ってきましたが、今回は同じく”大人向けの絵本”繋がりでパズル絵本を持ってきました。

 

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サム・ロイドの「考える」パズル

 
サム・ロイドは有名なパズル作家。名前は知らなくてもパズル自体はどこかで目にしたことがあるものばかりです。

 

19世紀の天才パズル作家、サム・ロイド。生涯で1万作にものぼるパズルを制作、世界中を熱狂させた。
サム・ロイド自身が作画を手がけたとされる、日本では未発表のパズル(その挿絵の可愛いらしいこと!)から、名作パズルと誉れ高い作品まで、45問を収録。

 
 
サム・ロイドの「考える」パズル

 
パズル自体は目新しいものではないのですが、特筆すべきはこのデザイン性の高さ。クラシカルで上品な挿絵仕立てでパズルが紹介されています。アンティークな感じが、画集としても楽しめる作りになっています。
サム・ロイドの「考える」パズル

 
パズル自体は1ページにひとつづつ。薄くて見やすいし、コピーして試行錯誤しながら解くことも出来ます。ぜひ未来食堂で頭を悩ませてくださいね。
サム・ロイドの「考える」パズル

 
サム・ロイドの「考える」パズル

 
■次回
”解けそうで解けない”。パズルというのは(たまに考えるのは)面白いものですね。豊かな発想と閃きを元に挑むのがパズルですが、そうは言ってもそんなに容易くはありません。次回はそんな”豊かな発想を鍛える”ための珍発明作品集を持ってこようと思います。次回もお楽しみに。
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